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2009年度のSRI農法普及活動計画

2009年度SRI稲作農法の普及活動:持続可能な開発と環境に向けて行動するNPOずっと∞サステイナブルのサイトです

2009年度SRI(System of Rice Intensification)稲作農法の普及活動

■ SRI稲作農法とは?

ずっと∞サステイナブルは、環境を保全しながらお米の増収ができるサステイナブルな農法として、SRI(System of Rice Intensification)稲作農法に注目し、カンボジアで技術指導を行っています。SRI農法とは、以下の項目からなるシンプルな農法です。SRI農法の普及を通じて、カンボジアの農家の人に、「私たちでも工夫次第でこんなことができるんだ!」と気づいてもらえればとてもうれしいです。
私たちが推奨しているSRI稲作の12原則
  1. 田の表面を水平にならし、排水を良くする
  2. できるだけ他の品種が混入しておらず、中身がつまった種を選定して、種まきする
  3. 苗代を高く盛り上げて、ある程度乾燥させる
  4. 大きく育った苗を選び、すぐに田植えを行う
  5. 若い苗(種まき後15日以内の苗)を田植えする
  6. 1株あたり1-2本の苗を田植えする
  7. 根が水平になるように苗を浅く田植えする
  8. 苗を列に揃えて植える
  9. 苗の間隔を広げて(25cm-40cm以上)田植えする
  10. 収穫までに少なくとも2〜4回除草作業を行う
  11. 水田内の水位を低く保つ
  12. できる限り化学肥料ではなく堆肥を使用する(概ね化学肥料の使用量を半減)
SRI稲作
ここがサステイナブル!ここがサステイナブル!ここがサステイナブル!
  • いずれの項目も農家の方自身でできるものばかりですので、二年目以降は外部からの支援はほとんど必要ありません。
  • 地元で手に入る材料だけで実施できますので、農家の方は、SRI稲作を始めるために、種や肥料を買ったりする必要はありません。
  • 農家が飼っている牛の糞から堆肥を作れば、化学肥料の購入が少なくなりますので、農家の経営状況が改善します。また、村の外部からの資源投入が少なくなる循環型の農法ですので、地域の環境も改善します。
  • 化学肥料の使用量が少なくなりますので、地球温暖化防止にも効果的かもしれません(詳しく検証する必要がありますが)。


■ 2008年度の結果

2008年度は、3村で6名の農家に協力いただき、今までどおりの農法(慣行農法)とSRI農法の比較栽培試験を行いました。3名について収穫量を測定したところ、1名の農家はSRI農法の収穫量が多くその他2名はどちらの収穫量もほとんど変わらないという結果でした。しかし、農家の皆さんは、次年度以降SRI農法を本格的に導入したいとのことでした。理由を聞いてみましたところ、SRI農法では田植えに使う苗の本数を減らしたり、化学肥料の量を減らしたりできるので、大変助かるとのことでした。


■ 2009年度の活動計画

2009年度は、前年SRI農法の比較栽培試験を行った3村の近隣14村でSRI農法を紹介しましたところ、12村24名の農家さんが比較栽培試験をやってみたいとのことでした。今年はこの24名の農家さんに技術指導を行うとともに、前年に活動した3村におけるSRI農法普及度をモニタリングする予定です。今年も、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。



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zuttos * (09年)SRI稲作農法 * 08:40 * comments(0) * trackbacks(1)

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From NPOブログ記事の読み比べ評価!(投稿募集中)by Good↑or Bad↓ @ 2009/08/20 7:27 AM
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